2012年06月25日

独居の高齢者

昨夜は、店主母は店主姉のお家で孫守

夜の9時過ぎ
ドアをノックされて、最初は留守番やしと無視していたら、何度もしつこくノックされる

店主母が、仕方なくドアを開けると、三軒隣のおばあさんが立っていた

どうしたの?と聞くと
「お腹の血管が切れて、とても痛いから救急車を呼んで欲しい」と言われた

店主母は、「ここまで歩いて来れるんやったら、大した事無いんちゃう?身内の人を呼ぶか、自分でタクシー呼んでかかりつけ医の所に行ったら?」と言うと

「身内は誰も居ないし電話は無い。もし、これからどんどん痛くなってきたらどうするんや」と言われた

ちょっと、痴呆がある様子

店主母がタクシーを呼ぶと
「お金が無いから行けやん」

三歳の甥っ子が、一生懸命おばあさんのお腹を擦ってあげる

暫くすると
「ここに電話して欲しい」と、介護施設の名刺を渡された

店主母が電話をすると、折り返し電話があって、すぐに身内の人が来てくれた

身内の人…居てたんやけど、色々事情がある様子


店主母には、今度来ても放っておいてと言ったらしいけど…
そういう訳にはイカン時がある


私が、結婚して直ぐに住んでたマンションでも、お隣のお隣のおばあさんが何度も私の部屋に来た事があった

夜は店主が居ないし、夜中にまで来る様になって…

おばあさんは、私を孫と思っていた

大家さんに言うと、直ぐに身内と連絡を取ってくれたんやけど

その人は、おばあさんが部屋の外に出ないようロープで外側から玄関を縛っていた

火事になったらどうすんの?
そんなんするんやったら、うちに来る事くらい我慢するよ

と、言ってるまに
おばあさんは引っ越しして行った


独居の高齢者が多いから
これから、こんな事どんどん増えるんやろなぁ

なんだか
大変な世の中が待っている気がする
  

Posted by らいず at 11:23Comments(2)