rise・ライズ〜焼鳥屋の日常〜その１

おはようございますm(_ _)m

先日、店の掃除を終え
娘ちゃんを迎えに行こうと、車に乗り込むと
携帯が鳴り出した。店主母からの着信。

しばらく着信画面を見つめ
ちょっぴり躊躇しながら出ると
「ママ～。迎えに来る時間間違ってない？」と、娘ちゃんが、電話口で言った。

「あっ！そうか！今日は、早く終わる日やったなぁ。今すぐ行くわ(;^_^A」

迎えに行く時間を、一時間間違えてて
娘ちゃんは、店主実家に帰っていたのでした。

…イヤやな～。店主父居てるやん。
店主に頼もうかな？でも、仕込み忙しいしな…。

って言うてる場合じゃない。早く迎えに行こう(/_;)

玄関先で、大きな声で「こんにちは～。すみませーん！ご迷惑お掛けしました。娘ちゃん、今日は歯医者やから早く帰るで！」と、上がらずに撤収してきた。

久しぶりの店主実家は、玄関にカブト虫。
カブト虫や蝉の死骸が、庭に散乱して
すっかり『甥っ子の家』になっていた。


先日、車で足を轢かれた店主母
発進するとき、まだ懲りずに車の横に張り付く。
いつも通り「車から離れて下さい。」と言うと、大きな声で、「また轢かれら～！」やって(-ω-;)
私が轢いたんちゃうでヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ

帰りの車中で、娘ちゃんがポツリと
「もう、自分の家と違う匂いやったわ。」
その家の空気ってあるやん？
前の空気と全然違う様になってた。と、娘ちゃん。

私の中では、ずっと『よその家』やったけど
十二年の人生の、半分以上をあの家で過ごした娘ちゃんには、自分の家やったんやな～（´-`）.｡oO

もう、戻らない場所ですが。