rise・ライズ〜焼鳥屋の日常〜その１

私が中学生の頃
我が家は、いっこ上の兄の友達の溜まり場になった

ビーバップ全盛期
兄の鶏冠友達が、何かのはずみで喧嘩が始まった

５～６人で門の前の狭い路地で

こんな感じで、ヤンキー二人が
「やんのかこら！！」と、大きな声で言い争いしてる

私は、やんの？はじまんの？ﾜｸﾜｸ♪o(･ω･o)(o･ω･)oﾜｸﾜｸ♪って、陰から見守ってたけど

「やんのかこら！！」ってお互い言い合うばっかりで、いっこうに始まらない

周りのヤンチー達も、睨み合ってるだけで
時間が過ぎていく…

ポッケにお手々入れてちゃ、パンチ出来ないよ( 　'-' )ノ)`-' )
なんだ、お口だけなのね( ¯−¯ )
ちっとも始まんないじゃん
と、思った私は
「いい加減、人ん家の玄関先で騒ぐの止めてくれる？！恥ずかしい( ｰ̀дｰ́ )وやらんのやったら、さっさと帰れ！」と、家の中から叫んだ

すると、引っ込みがつかなくなっていた
鶏冠友達は、ソソクサと散って行った

後から兄に、有難うと小さい声で言われた


なぜ、兄の鶏冠友達が、年下の私の言うことを素直に聞いたかというと

ずっと年上の『お姉さん』と、思われてたらしい。
14歳で二十歳ぐらいと思われてた私は、めっちゃ老けた中学生だったのです(^_^;

どうりで、皆「ちわぁ～ッス」って可愛く挨拶してくれてた訳だ(*^^*)

二十歳を過ぎた頃から、今度は若く見られるようになりました( ´艸｀)